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桐生展、本日二日目。
高等科カリキュラムの木綿着尺の作品のご紹介。
縞の設計から染色、そして織りまでの初めての大作。
着物にする方もおりますが、最近では服地にする方もいらっしゃいます。その一部を紹介します。
今月の染色は【藍+小鮒草】で緑色をつくりました。
青×黄色=緑
藍の青色と、小鮒草の黄色を重ね染めすることにより緑色が出来上がります。
まずは午前中、小鮒草の染料を煮出します。
黄色系を染めるときは小鮒草の他、刈安などがあります。
7月に入り、コロナ感染者が増え、九州など各地で豪雨被害が報告されています。
こんな試練を次々と与えないでくれと思うばかり…
被害にあわれた方、亡くなられた方には心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
さて、今年度もはたおとでは毛呂山校にて糸染めの染色コースが始まっています。
今月は、【タンジー】の草木染め。
昨年より、自邸に植えているこのタンジー を使い染色をしているのですが、一年が経つととても大きく成長します。
毎年この時期が染色の時期になりそうです。
まずは午前中にタンジー を煮出し、染液をつくります。
東京展も二日目を迎えました。
天候もよく、本日は着物姿の方も多くご来場頂きました。
桐生展での三日間、桐生織物協同組合に方による審査を行い、この東京展にてその発表を行います。
第21回手織作品展の大賞は…
↑変化斜文織の着物が選ばれました。
変化斜文の組織と共に、絵羽模様にグラデーションで変化を与え、織る際には着物の寸法に合わせて緯糸を入れていきます。