‘染色実習’ カテゴリーのアーカイブ

はたおとの教室のカリキュラムには、初等科・高等科・専修科があり、それぞれ異なる作品に取り組みます。

高等科の木綿の着尺のカリキュラムでは、縞の設計から糸染め、織りまでと一連の流れを行います。

縞の種類もたくさんあり、万筋、千筋、子持ち縞や滝縞と名称があるものや、身の回りの洋服やインテリアの縞からヒントをもらったりと、皆さんそれぞれの縞を設計します。

縞が決まるとそれぞれの色の割合を求めて、整経長と本数から必要な綛の数を割り出し、染色に取り組みます。

そして先週は、この木綿着尺の糸染めを行いましたので少し紹介したいと思います。

まずは決めた色をつくるために、事前に先生より染料の割合を教えてもらい、量ります。

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最近毎週バンドル染めの新作の帯地が出来上がっております。

ユーカリの葉の種類や、芯材の種類、巻き方により、染色の結果は異なる面白いバンドル染め。

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先月に続き、今月の染色も火を使わない染色実習。

前回は盛りだくさんな染色実習でしたが、今月は【柿渋】で、たて糸・よこ糸を染めました。

写真は柿渋で染めた糸を干している様子。柿渋の浸し染めも通常の草木染めとは異なり、媒染を使わず行います。

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夏の染色実習は暑さもあり、火を使わない実習をすることが多いです。

時期的にも庭に育っている藍もあるので今月は【藍染】を行いました。

まずは、生葉染め。生葉を水と一緒にミサキーにかけます。

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最近のあいさつは、「今日も暑いですねー。」から始まります。

8月に入り気温上昇はもちろんですが、ゲリラ豪雨や雹が降ったりと天候が安定しない日々が続いております。

そしてこの暑さのなか、先月末に専修科のカリキュラムである【八寸名古屋帯】の糸染めを行いました。

使う糸は、経糸に絹平巻き、緯糸にふい絹を使用します。

経糸は一色、緯糸は三色に染め、お太鼓と前柄は縫い取りにより柄を織り表します。

今回は、東京校・毛呂山校の4名の生徒さんが参加しました。

午前中は経糸の染色。それぞれ生徒さんが染めたい色見本をもってきているので、それに合わせて先生が染料の量を調整します。

酸性染料の○○を何g、赤少々、黒少々。など、赤みや青みなどで微調整を行いながらそれぞれの色を染めていきます。

暑い中なので、冷風扇やミストシャワーなどを使い、熱中症対策…水分補給もしながらそれぞれの色を染めていきました。

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