最近巷で話題の【生成AI】
まるで人と会話しているような自然なやり取りで、質問に答えてくれるAIツールです。
機織りとは正反対の「便利」の象徴のような存在ですが、実は、そんなChatGPTが教室でも活用する場面がありました。
昨今、織りに使う道具や部品を作っている業者さんが減ってきたことに加え、物価の上昇により価格も上がり続けています。
織機の部品である【菊】もそのひとつ。
今週の日曜は、群馬県の桐生市の教室の日でした。
最近気温が高いニュースでたびたび名前が出てくる桐生市。
ちょっと前までは、埼玉県の熊谷市が暑いで有名でしたが、今や桐生がその代名詞となりそです。
さて、そんな桐生校の様子を紹介したいと思います。
↑藍染の綿糸で、保多織りの夏らしい木綿の着尺が織り上がりました。
保多織は丈夫で長持ちする(=多年を保つ)ということからその名がついたとされる織物で、平織の変化組織です。
梅雨入りしたと思ったら、連日の30度超え……。まだ6月なのに、ここ数年の気候の変動を実感しています。
そして今日は激しい雨。じめじめとした、少し憂鬱な時期ですね。
さて本日は、埼玉にある毛呂山校についてご紹介したいと思います。
自然豊かな土地にある毛呂山校では、木曜日と土曜日に機織り教室を開講しており、週末には染色実習も行っています。
ときには、教室の隅にヤモリがあらわれることも……。
ゴールデンウィークは、【化学染料による染色実習】と【初めての草木染め】をそれぞれ開催しました。
1日目は八寸名古屋帯用絹糸の染色実習(化学染料)
最近、このカリキュラムに取り組む生徒さんが多く、今年2回目の実習です。
経糸4綛を1色で染め、緯糸6綛を3色に染めます。