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【縞】二色以上の糸を経・緯、または経緯に一定または不定の間隔をもって織り込んでいった経縞・緯縞・経緯縞(格子縞)をいう。
江戸時代の日本では粋な柄として縞が愛され、その呼び名は、その模様が南蛮貿易によってインドや東南アジアの島々から伝わったという島渡りからきているそうです。
玉葱のアルミ媒染で濃淡に染めた糸をつかい、両滝縞の着尺を織り始めました。
今日は、各地で30℃を超えたようで…
梅雨の合間のこの気温は、蒸し暑く、過ごしにくいものです。
そんな中、本日も東京校は賑やかに機織りに励んでおります。
金曜日コースは新入生が多く、はじめてのことに悪戦苦闘しながらも、順調に進んでいっています。
これからカリキュラムを通じて、少しずつ機織りに慣れていくことと思います。
さて、ブログでは、今月の糸染めコースの様子を少し紹介します。
今月は、若葉による染色…
染材は【フキ】…
だけでなく…
あっという間に、6月に突入…
暑い日が続いたり、肌寒かったり、体調管理が難しい時期ですね。
そんな中、先週の週末は、天候もよく染色日和…
今回は、その染色実習の様子を少し紹介したいと思います。
先月は【フキ】の染色…
GW第二弾の染色実習は木綿の草木染めです。
今回の糸は、川越唐棧で使用している綿糸をつかい、染色を行いました。
【唐棧】とは、細い縞木綿の織物のことであり、日本には室町時代頃に海外からもたらされてと言われています。
そして川越唐棧は30年ほど前に入間の西村織物さんで復元され、今回はその西村織物さんの糸を使用し、草木染めをしました。
細い縞、薄い生地の川越唐棧の糸は、番手が80/2と細く、扱いも慎重になります。
また草木染めですので、綿糸はカチオン化した糸を使います。