2016年12月7日 | 
作成者: １２月に入り、寒い日が続いておりますが、今年一年もあっという間に過ぎようとしています。
はたおとは１２月２６日まで開講しており、今年の授業もそろそろ締めくくり…
そんな中、先月末に川越で着物を着ての食事会を行いました。
普段はたおとの教室では、手織の着物や帯などを織る方も多く、着物を着る方もたくさんいらっしゃいます。
ただ最近着物を着る機会も少なくなり、せっかく織った着物をお披露目する場所があまりないという声も聞きます。
少しでも着物を身近なものに、そして着物を着るきっかけになればという思いで、今回の着物散歩を企画しました。
まず最初の行き先は、川越で人気の【太陽軒】へ
色漆喰の外壁とレトロなステンドグラスが特徴的な建物は、映画の撮影などにも使われ、国登録有形文化財に指定されております。
着物でのお食事会にはぴったりで、大正時代にタイムスリップしたような感覚になります。
コース料理は、彩りが綺麗な盛りつけで、和と洋の味わいを取り入れた西洋会席…
川越はサツマイモが有名であり、紫芋をつかったデザートもとても美味しく頂きました。
（他にも料理の写真は撮ったのですが、食レポが得意ではないので…）
着物を着ているせいか、いつもより背筋も少し伸び、自分で織った着物や帯の制作秘話などを話しながら、あっという間に時間も過ぎていきました。
…皆さんとお店の前でパシャリ。
このように皆さんと着物姿での写真が撮れるのも嬉しいものです。
そして食事のあとは、川越の博物館にもぶらり…
川越の博物館は、川越の歴史などの展示や川越唐桟の機織り体験などもできる施設となっており、観光客の方もたくさんいらっしゃいます。
そして博物館の中庭を少し歩くと、、、、
そこには水琴窟があり、水滴が落ちて反射した音が心地よく耳に入ってきます。
日常とはまた違った空間に来れるのもまたよいものですね。
博物館でのゆったりとした時間を過ごし、皆さん川越の蔵作りの街を歩き家路へ…
短い時間ではありましたが、とても充実した一日を過ごすことができ、着物の良さも改めて感じることができました。
また次回を開催できるように…
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