機織りでは布を織るだけでなく、
機拵え(はたごしらえ)、そして製織という工程を経て布を作っていきます。
(もちろん糸染めからすることもあります。)
まず最初に行うのが、糸の選択。
用途にあわせて、素材・太さを決めて、配色や組織を考えます。

↑絹着尺のデザイン
そこから機拵えの最初の作業である、整経を行います。
整経では、織りたい布のの長さと幅から、必要な経糸の長さと本数を割り出し、
整経台使って経糸をつくっていきます。
整経の方法には、手延べ整経やドラム整経などありますが、はたおとでは手延べ整経で行っています。

整経台に使う色の糸を配置し、縞の順にしたがって糸をとっていきます。

紫根で染めた濃淡の絹糸で綺麗なグラデーション。

着尺の整経は、長さ16m弱、本数1200本以上…
糸が並ぶと、色の移り変わりが美しいですが、整経は集中力が必要な作業。
