先週あたりからグッと気温が上がり、夏が近づいてきました…。いや、もう夏ですね。
暑い日が続いていますが、教室では今日も生徒さんがそれぞれの作品づくりに取り組んでいます。

今回は、教室の様子とともに「織る前の準備作業」もご紹介します。

機織りは「織る」だけではなく、たて糸を準備する工程もとても重要です。
その最初の工程が「整経(せいけい)」といって、作品に必要なたて糸を、本数や長さを間違えないように準備していきます。

この日は珍しく、3人が並んで整経をしていました。

↑高等科のカリキュラムの【ノッティング】のたて糸の整経。
一色で、糸も太いのでスムーズに進みました。

↑こちらはチェックのマフラーの整経。たて糸の配色の通りに、本数も間違えないように糸をとっていきます。

また着物の生地である着尺を織る際にも、この整経台で準備をしていきます。

↑整経長16m弱、たて糸本数も1000本以上。
とても大変な作業ですが、糸が並ぶと縞が少しずつ見えてきます。

整経のあとは仮筬をして、たて糸を織る幅に広げ、巻いていきます。

↑木綿着尺のたて巻き。

機織りは、織る時間よりも準備に時間がかかることもあります。
しかし、「準備作業が好き」という生徒さんもおり、ひとつひとつの工程を楽しみながら作品づくりをしています。

たて巻きを終えると、綜絖(そうこう)通しをします。

↑一本一本、決められた順番で綜絖へ糸を通していきます。
この順番によって、平織・綾織など、織物の組織や模様が決まります。

綜絖を通したあとは、筬通しをします。

↑専修科カリキュラムの【縫取り】の作品。筬通しをして、いよいよ作品に取り掛かります。

金曜日クラスでは、研究科の生徒さんも多く、着尺やショール、敷物など様々な作品に取り組んでいます。
初めての方でも、実際の教室をご見学いただくことで、「こんな風に作品ができるんだ」とイメージしていただけると思います。

見学は随時受け付けていますので、機織りに興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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