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先週の雪がまだ残り、寒さも厳しい日が続いております。

土日は、雪のためお休みの生徒さんもいましたが、

4月の作品展にむけて、作品も次々に織り上がってきています。

少しではございますが、カリキュラムの順に作品を紹介します。

【初等科 織り方練習】

基本的な織り方の練習を行ない、その後ランチョンマットやテーブルセンター、バック地などを織ります。

《ランチョンマット》

《テーブルセンター》

《バック》

【初等科 見本織】

二つ目の作品では、綜絖の通し方、踏み方の違いにより様々な柄を織りだします。

作品もマフラーや、クッション地など様々です。

《マフラー》

【高等科 柄織】

高等科では、柄織やノッティング、木綿の着尺を織ります。

木綿の着尺は染色から行なうので、今までの作品に比べて時間も労力もかかりますが、織り上がった喜びはひとしおです。

【高等科 ノッティング】

次回は専修科、研究科の作品を紹介します。

染色コース(布)も先週の土曜日から今年の授業が始まりました。

布染めでは、毎月季節にあわせた様々な染材で、絹のショールなどを染めていきます。

春、夏、秋、冬…

また染材は草木の葉や幹、花など、、

草木染めではやわらかく、深みのある【色】が、時期や染材の種類によって表情をかえていきます。

また、同じ染料でも媒染剤によって染め色はかわります。

初めて染める植物の際には、この媒染剤の違いによる色を、サンプルとしてとります。

このサンプルが、現在の手織教室はたおとの貴重な資料にもなっています。

今月は、先月染めた染材のサンプル作りを午前中に行ないました。

草木の特徴や、染色方法など情報をまとめた資料に、色サンプルを貼って完成です。

これからも新たな色の発見と喜びを、この色見本につけ加えていきます。

今年も残りあと一週間を切りました。

各クラスとも今年の授業が無事終わり、埼玉の毛呂山校(木曜日)も本日で織り納めです。

本日はその木曜日の午前中クラスの様子を少し紹介します。

木曜日クラスの生徒さんは、ここ1〜2年に入学された方が多く、皆さん相談をしながら、和気あいあいと織を楽しんでいます。

↑木綿の着尺を糸枠に巻いています。来年には整経ができそうです!

↑タペストリーの整経をしています。これから専修科の課題です。

↑綜絖通しもあと少し。。テーブルセンターになる予定です。

↑経糸の余りを綛に戻しています。カラフルな色合いです。

↑湯通しからあがってきた木綿の着尺です。来年着物になります。

本日織っている作品は、来年の作品展でお目見えできるかもしれません。

先週の土曜日は、月一度の布染めコースの染色でした。

布染めコースは、埼玉の毛呂山校で第一土曜日に開催しております。

毎月染材は異なり、近所になっている草木や、さまざまな染材を染めています。

12月の染色は【檳榔子 ビンロウジ】の染色です。

午前中は、染材を煮だし、数種類の媒染をつかい、色のサンプルをつくります。

媒染によって、それぞれ布の色は異なり、ショールを染めるときの資料とします。

今までつくってきたサンプルが、現在の布染めコースや糸染めにおいて貴重な資料となっております。

午後は、好きなショールを選んで染色です。

皆さん違ったショールが染め上がりました。

↑おまけに布染めコースの昼食です。キャベツとベーコンのアーリオーリオを美味しく頂きました。

今回もはたおとカリキュラムについて作品を交えて紹介します。

前回は初等科のカリキュラムでしたので、次は高等科のカリキュラムです。

高等科のカリキュラムは3つあり、一つ目に柄織をします。

綜絖の通し方、踏み方も今までの作品とは異なり複雑になりますが、素敵な柄が出てきます。

作品はマフラーや、バック地など様々です。

次のカリキュラムではノッティングを織ります。

マットにしたり、タペストリーにしたりと、用途により結ぶ糸を選択し織っていきます。

織り方の技法がこれまでの作品と違い、地道な織ではありますが、好きになる方も多い織り方です。

高等科最後のカリキュラムでは、木綿の着尺を織ります。

縞の設計から糸の染色、織までおこないます。

現在この木綿の着尺に取り組んでいる方が、東京校、大間々校、毛呂山校ともにたくさんいらっしゃいます。

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