‘草木染’ タグのついている投稿
先週の土曜日は、月に一度の糸染めコースの日でした。
この時期になると、毛呂山校周辺の道ばたにはたくさんのよもぎが生い茂っています。
採る時期によって、色の染まり具合も微妙にかわってくるので、自分の好みの色に染め上がるのかを楽しみながらの収穫でした。
染色場から5分程度歩くと、農道にはたくさんのよもぎが育っています。
また、臭木の葉もきれいな緑色に染まりますので、こちらも今回は一緒に染めました。
臭木は葉だけなく、実もきれいな色に染まります。
今回は糸染めコース5名による染色でした。
先週は天気が良かったので、水分補給も欠かさずに…
臭木の緑は深い緑色に染まりました!
糸がいろいろな緑に染まりきれいですね!
…お昼のランチは暑かったので、うどんとたけのこの煮物。
おいしく頂きました!!!
せっかくのゴールデンウィークですが、本日は朝から雨模様です。
はたおとでは、ゴールデンウィーク初日に今年度の【染色 糸染めコース】が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、4月〜3月まで一年をかけて、12種類の染材で絹糸を染めていきます。
季節にあわせた染材で、色とりどりの糸が今後染め上がるのが楽しみです。
早速ですが、今月は【茜】による染色です。
茜には、インド茜・西洋茜・日本茜などがありますが、今回は西洋茜を使用しました。
まずは、茜を煮出し染液をとります。
茜からは、きれいな赤系の色が染まります。
媒染も皆それぞれ…。
この一年で、様々な色に出会えることを楽しみにしています。
今回のランチは、ふきのとうと行者にんにくのアーリオ・オーリオにホタテを添えました。
山菜がおいしい時期になりましたね。
おかげさまで、第19回手織作品展も4月11日〜13日の桐生展、4月18日〜20日の東京展をもって無事終了しました。
ご来場頂きました皆様、またお声がけして頂きました皆様、誠にありがとうございました。
今回、出品数は300点以上展示し、来場者も1000名以上の方にお越し頂き、賑やかな展示会となりました。
桐生展では、有鄰館の広い煉瓦蔵にて作品を展示し、歴史ある建物が、作品の良さを引き出してくれました。
また会期中には、群馬県の地方紙【上毛新聞】【桐生タイムス】に掲載させて頂きましたので、新聞を見て来た方も多かったようです。
東京展では、池袋の自由学園明日館 講堂にて展示させて頂きました。
幾何学的な窓からの光が、作品をきれいに照らしてくれます。
桐生展とはまた異なった雰囲気の中、着物・帯、マフラーや敷物、タペストリーなどエリアごとに作品が点在しています。
また東京展二日目には、京都より京都伝統染織学芸舎主宰の富山弘基先生にお越し頂き、作品の講評を頂きました。
着物や帯の専門的な話から、織に対する取り組み方、色使いなど、生徒さんも今後の活動の参考になったかと思います。
桐生展では、作品の審査会も行われ、東京展ではその表彰式もありました。
受賞作品は、ホームページにて掲載予定ですので、今後ご覧ください。
無事作品展も終わり、教室も通常通りまた始まりました。
また2年後に向けて、たくさんの作品が織り上がるのが楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。
本日より、手織り教室はたおとの作品展が池袋の【自由学園明日館 講堂】にて開催しております。
昨日とは打って変わって、朝から冷え込み肌寒い一日ですが、多くの方にご来場頂いております。
自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライト、遠藤新によって設計され、幾何学的な装飾と大谷石が特徴的な建物です。
池袋からすぐ近くですが、閑静な住宅街のなかにあり、建物と庭の風景を見にくる方も多いです。
作品展の会場は、自由学園明日館の前の講堂となります。
桐生展と同様、150名の生徒さんの作品が350点ほど展示しております。
桐生展、有鄰館の趣のある会場とはまた違い、自由学園は窓からの光が射し込み、明るく、作品の透け感や質感も感じられます。
会場では、和物(着物、帯)と洋物(タペストリー、マフラー、洋服)がエリア別で展示しており、カリキュラム別に作品を見ることもできます。
展示場の二階からは作品を見下ろすように全体を見渡せるので、休憩しながら作品をみています。
また展示場の一角では、手作りの商品の販売も行っておりますので、この機会に是非お立ち寄りください。
東京展は本日より、3日間開催しております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3