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早いもので本日、大間々校(群馬)、毛呂山校(埼玉)に続いて、東京校も
今年の全日程の授業が終了しました。
今年は、教室の様子が皆さんにわかるように、ブログを少し多めに
更新してきましたが、来年も更新を怠らないように頑張ります…。
また機織り教室より一足先に、染色教室も先週で無事今年の日程が終了しましたので、
最後に染色の様子を少しご紹介させて頂きます。
最後の染色は【紅花】です。
二日間行なったのですが、黄色で染色する日と、紅色で染色する日で
それぞれ染色しました。
まずはじめに、紅花を水でもみ洗いをし、つけておくことにより黄色素を取り除きます。
この時でた黄色素で黄色の染色を行ないます。
錫媒染で透き通った黄色がでてきました。
また、紅色は黄色素を十分に取り除いたのちに、紅色素を
だして染色を行ないます。
同じ染材でも、ここまできれいに色の違いが出るのは
本当に不思議ですね!
来年もイロイロな色を求めて、染色を楽しみたいと思います。
今年も残すところあと、3週間…。
手織教室はたおとの教室は、12月26日(水)までの開講となります。
各校ともに26日までの開講日まで、教室がありますので、
体験のお問い合わせや、見学等ございましたらお気軽に
お問い合わせください。
それでは、今年最後の作品をカリキュラムの順に
ご紹介します。
↑初等科の一番最初の作品で、テーブルセンターの完成です。
↑こちらも初等科の作品で、様々な柄がでる見本織の中から
1つの織り方を選び、マフラーを織りました。綺麗な色合いと
柄ですね。
↑高等科最後のカリキュラムの木綿の着尺です。
着尺は準備も織るのも根気がいりますが、織り終えた
あとの達成感はひとしおです。
↑専修科のカリキュラムの二重織。カシミアをつかっての2重織ですので、
柔らかく非常に暖かいですね。お子様にプレゼントするそうです。…羨ましい!
↑絹の着尺・絞り染めで、カリキュラムの終わりです。
修了おめでとうございます!!
着尺はこれから仕立てる予定です。完成が楽しみですね。
↑こちらは九寸名古屋帯。研究科では、着尺、帯地、服地、
インテリアなど自由に製作をしていきます。
今年一年で、様々な作品をブログにてアップしましたが、
来年も今年以上に色々な作品に出会えるのを楽しみにしてます!
今年も残すところあと1ヶ月となりました。
今年は作品展や、ちびっ子体験、染色体験など様々なイベントを
開催しました。来年も新たな試みのイベントを開催できればと思って
おりますので、是非楽しみにお待ち下さい。
それでは、今月も少しではありますが、出来上がった作品の紹介です。
↑初等科の作品のバックとマフラー。
初めての作品は、織り機に慣れ、仕組みを理解するが一番の目的!
難しくて思いどおりにならなくても、糸から布になる感動と、出来上がった
時の達成感はひとしおです。
↑こちらは高等科の木綿の着尺をシャツに仕立てました。
↑縫取りで織った敷物
↑二重織でバックと小物入れをつくりました。
研究科になると自分の好きな物に挑戦をしていきます。
今月は、専修科の課題である『八寸名古屋帯』でつかう絹糸の染色を
行ないました。
八寸名古屋帯とは、仕立て前の帯幅が八寸の名古屋帯のことをいいます。
今回の染色は酸性染料をつかい、皆それぞれが設計した色に
糸を染めていきました。
草木染めとは違い、ある程度好みの色がでますが、
設計どおりの色がつくか、最初は皆さんドキドキしていました。。
経糸だけでなく、緯糸も一緒に染色をして今回の染色は終了です。
このようにして並べると、色とりどりの糸が並んで
綺麗ですね!!今後どのような帯が織り上がるか…。
↑こちらは実際に染めた糸を使って織った生徒さんの作品の
八寸名古屋帯です。
お太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
幾何学模様をいれたり、動物・植物のイラストを入れたりと
自分だけのオリジナルの作品が出来上がったようです!