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本日も埼玉の毛呂山校はいつものように賑やかに開講中。
この毛呂山のことを知らない方も多いと思いますので、今回はすこし毛呂山町の情報をお伝えしたいと思います。
毛呂山は、埼玉南西部に位置し、人口3万5千人の小さな街。
明治頃には養蚕と機織りが栄えた街でしたが、次第に機織りの機械化も進み、繭価の下落とともに衰退し、現在では養蚕農家も二件となってしまいました。
またゆずの産地であり、このゆずをモチーフにしたゆるキャラのもろ丸くんが毛呂山町民に愛されているようです。
毎年文化の日には、伝統行事である流鏑馬が開催され、毛呂山に住んでいる子供たちが乗り子となり、疾走する馬から矢を射る矢的をします。
つい先日も、毛呂山の大スターである水泳の瀬戸大也選手がオリンピックの報告会の際に、この流鏑馬を披露しました。
(瀬戸大也選手のおかげで、毛呂山をモロヤマと呼んでもらえる様になりました。)
そんなオリンピアが生まれ、自然豊かな町の教室の様子を少し紹介したいと思います。
本日の毛呂山校は、帯や反物の作品が織り上がり、生徒さん同士でちょっとした発表会…
今月の染色実習は【小鮒草】
この時期毛呂山の教室の庭には小鮒草がたくさんなり、糸染めコースで黄色の染色を行いました。
小鮒草は別名【八丈刈安】と呼ばれ、黄八丈の黄染にはこの小鮒草が使われています。
また今回は、8月頃に藍染めした青色(水色)の糸にこの黄色を重ね、緑色の糸にも染めました。
先週の染色実習は、【柿渋】
糸の浸し染めは、平らに染めるのが難しいですが、その染めムラがいい風合いとなってあらわれます。
過去にも生徒さんが、柿渋で染めた糸をつかい様々な作品をつくり、教室では人気の染色実習です。
綿糸を染め、二重織りで巾着袋にしたり…
八寸名古屋帯を緯よろけで織ったりと、この柿渋で染めた糸を使って過去様々な作品が織り上がっています。
天候が優れない九月…今月は何日晴れた日があったでしょうか。。。
そんな九月の祝日を利用し、カード織りの特別講習会を開催しました。
講師に、maglia olivaの田村ひろみ先生をお招きし、はたおとでのはじめての講習会。
外部の先生がいらっしゃると、生徒さんも新鮮な気持ちで参加できるようで、この講習会を募集してすぐに満席となってしまいました。機織りとは違うカード織りに興味津々!
田村先生は、スピニングパーティーや、手織工房タリフさんなどでカード織りの講習会を開いており、また編み物でもご活躍されております。
最近はずっとさえない天気が続いていますが、昨日は久しぶりの晴れ…
そんな天候に恵まれた土曜日に、化学染料による染色実習を行いました。
この染色実習は、はたおとのカリキュラムである専修科の帯の糸染めを行います。
東京校・毛呂山校・大間々校の生徒さんがそれぞれ集まり、午前中から始まりました。
東京や埼玉、千葉、群馬などから毛呂山校にきての染色…