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手織教室はたおとのカリキュラムには、高等科になると木綿の着尺が、
専修科になると絹の帯、絹の着尺があり、それぞれ糸の染色から行ないます。
色、縞の設計から染色、織の準備、そして織をするので、一貫して学べます。
帯はお太鼓部分に縫取りで柄を出すので、それぞれ皆オリジナルの帯が織り上がります。
↑こちら二つは、毛呂山校の生徒さんの作品の帯です。男性は角帯、女性は八寸名古屋帯を織ります。
先月はその帯用の絹糸の染色を行ないました。
今回は東京校、大間々校、毛呂山校それぞれの生徒さんが参加し、それぞれの色に絹糸を染色しました。
それぞれ予定どおりの色に出来上がったでしょうか…。
…この日の染色のランチは春らしいたけのこご飯でした。
季節を感じて、お昼も染色も楽しめました。
今月は、専修科の課題である『八寸名古屋帯』でつかう絹糸の染色を
行ないました。
八寸名古屋帯とは、仕立て前の帯幅が八寸の名古屋帯のことをいいます。
今回の染色は酸性染料をつかい、皆それぞれが設計した色に
糸を染めていきました。
草木染めとは違い、ある程度好みの色がでますが、
設計どおりの色がつくか、最初は皆さんドキドキしていました。。
経糸だけでなく、緯糸も一緒に染色をして今回の染色は終了です。
このようにして並べると、色とりどりの糸が並んで
綺麗ですね!!今後どのような帯が織り上がるか…。
↑こちらは実際に染めた糸を使って織った生徒さんの作品の
八寸名古屋帯です。
お太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
幾何学模様をいれたり、動物・植物のイラストを入れたりと
自分だけのオリジナルの作品が出来上がったようです!