‘染色’ タグのついている投稿
今年も早いものであとひと月を切りました。
急に寒くなってきたので、風邪の方も少しずつ増えてきて体調管理が難しい時期ですね。
さて、本日は先日の染色実習の様子を少し紹介したいと思います。
10月に続き、この日も木綿の染色実習。
入学してから一年過ぎた頃の生徒さんがこの染色実習に参加することが多いです。
まず染色をする前に、縞の設計を行います。
普段の洋服やインテリアから「このストライプいいな」と思うもの、また教室で使われてきた縞を参考に、自分だけの縞をデザインします。
まずは紙に縞の幅と色の順序を書き出し、それに応じてどの色をどれだけ染めるか「本数と綛数」で計算します。
初心者でも、この設計 → 計算 → 染色の流れを理解することで、狙い通りの縞を計画します。
織物は意外と計算が多いです。

そして染色当日は、サンプルから染料の量を決めてから染色します。
11月に入り朝晩と寒さを感じる季節となってきました。
11月3日文化の日は、地元毛呂山町の出雲伊波比神社で毎年流鏑馬(やぶさめ)が開催されます。
小学生や中学生が馬にまたがり矢を射る姿はとても勇敢です。
またこの日は、入間航空祭がありブルーインパルスの飛行も見ることができるので、さまざまなイベントが開催されています。
さて本日は、いつも賑やかな群馬の桐生校について紹介したいと思います。
桐生校の生徒さんは研究科の方が多く、皆さんさまざまな作品に取り組んでいます。

↑真綿をつかってショールの準備中。糸を巻きこれから整経です。
3月も終わりあっという間に新年度が始まりました。暖かい日が続いたと思ったら急に雪が降ったりと洋服選びを失敗する日がたびたび…
桜も寒い時期のお花見となりました。
さて先月の土日も天気が良く、染色日和。
二日間でたくさんの生徒さんが実習に参加しましたので、少し紹介したいと思います。
今月の染料は【欅 けやき】
欅はニレ科ケヤキ属の広葉落葉高木。
木目が綺麗で、材質が硬いため建築材として使われることが多いです。

そんな欅の木材を機械で細かくして、染料としました。
9月に入ってもまだまだ30度超えの日々、明日も台風上陸…。
早く秋らしい過ごしやすい気候になってほしいものです。
さて、本日は埼玉県の毛呂山校の様子を紹介したいと思います。
毛呂山校は現在、木曜日クラスと土曜日クラスを開講しております。
本日は、木曜日クラス。
午前クラス・午後クラス・夜間クラスがあり、それぞれのクラスで織っているものも異なります。

↑湯通しした、草木染めの絹反物。織り方は山形斜文でしなやかで美しい光沢感が特徴。
これがどんな作品になるのか、楽しみです。
2023年の最初の授業が本日より始まりました。
今年もバンドル染めの講習会や、研修旅行など、さまざまなイベントを考えております。
乞うご期待!
また、昨日は教室でも初めての試みである大学での講義も行いました。

目白大学社会学部社会情報学科の授業の一コマを担当させていただき、若い世代に機織りを通じてのデザインの仕方を講義しました。
それぞれ表現者によって、また仕事の種類によってデザインの仕方もさまざま。
手織教室はたおとならではのデザイン表現を紹介させていただきました。
普段とは違う環境、機織りを知らない生徒さんに講義をするなど…とても貴重な経験でしたが、緊張しました。
今回の機会を紹介していただいた宮田先生、ありがとうございました。
