機織り教室、染色、機織り体験の手織教室はたおとブログ

本日もいい天候…大間々校は本日もゆったりとした雰囲気の中で機織りを楽しんでおります。（いつもゆったりですが…）

来週はまた気温がグッと下がるようで、１日１日天候を確認しながら洋服選びをしないと体調を崩してしまいそう。

さて、今回も大間々校の様子を紹介したいと思います。

大間々校、本日はお休みの方も多く８名。

↑絹のショールを３本分の整経しています。

織る長さにあわせ、整経長を決め、経糸本数分の糸を準備する。ここから機織りは始まります。

↑吉野格子の着尺の仮筬をしています。整経の次はこの仮筬をして織り巾に広げます。

吉野格子は経吉野部分の筬密度が違うため、注意が必要です。

↑最後の筬通し。いよいよ今日から織り始め。間違えがないか…ドキドキ。

花織の着尺を織る予定です。

↑きびそ糸を使い、よこよろけで試作中…

織物は通常、たて糸とよこ糸が直角に混じり織られるのですが、この織り方はよろけの道具を使い波を作るようにして、少しずつずらして織っていきます。

完成が楽しみですね。

↑花織の着尺は、よこ糸に真綿を使い素朴な表情に。だんだんと慣れてきて織るのもスムーズに。

↑縫取りでクッションカバーをできる予定…色数が多いと縫取りは一段一段手間がかかりますが、素敵な作品ができそうです。

縫取りは裏面が表になるので、ときどき裏をチェックしながら進めていきます。

また前回は作品展に出品した着物や帯などを使い、着付けの練習も…

糸染めから、機ごしらえをし、織ってから着る。自分だけの特別な作品ができました。

↑またこの日は、作品展の受賞者の表彰状授与式も行いました。おめでとうございます。