初等科のカリキュラムを修了すると、次は高等科のカリキュラムに進みます。
作品の大きさや制作ペースによって異なりますが、初等科は半年〜1年ほどが目安です。

そして高等科のカリキュラムでは、柄織(オーバーショット織り)・ノッティング・木綿着尺に挑戦します。

一つ目の課題「柄織」では、たて糸2色・よこ糸3色以上を使って作品を織ります。

たて糸を2色使うことで、整経の方法もこれまでとは少しだけ変わってきます。

【柄織 ランチョンマット2枚】

一枚目と二枚目が同じデザインになるよう、よこ糸の色の切り替えを確認しながら丁寧に織り進めています。

【柄織 マフラー】

同じカリキュラムでも、糸の種類・配色によって作品の印象も異なります。

ベビーアルパカを使い、秋を感じる柔らかなマフラーが完成しました。

高等科二つ目の作品は、ノッティングを織ります。

ノッティングは、これまでの織りとは異なり、たて糸に毛糸を結びながら制作を進めていきます。

椅子敷きやマット、タペストリーなど、さまざまな作品に展開できます。

【ノッティング 椅子マット】

お孫さんへのプレゼントとして、椅子マットを二枚完成されました。

そして高等科最後のカリキュラムでは、縞を計画し糸染めし、織まで行う大作に取り掛かります。

【木綿着物】

たて糸を黄色主体の縞で、よこ糸を水色で織ることにより、織り上がった布の表情はみる角度によって表情が変わります。
織り進めるスピードも安定し、目標としていた着物が完成しました。

【木綿 シャツ・バック】

着尺を織って、洋服に仕立てる生徒さんも多くなってきました。
好きなバイクメーカーの配色から縞のデザインをおこした、生徒さんの個性あふれる作品です。

高等科では、これまで学んだ基礎を活かしながら、より自由な配色や素材使いに挑戦していきます。
生徒さんそれぞれの個性が作品に表れるのも、高等科の魅力のひとつです。

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