ゴールデンウィーク期間中は毎年染色実習を行なっています。

染色実習の内容もそれぞれ異なり、毎月行っている草木染めの実習とは少し変わった内容の染色となっております。

1日目は【木綿着尺の化学染め】

この糸染めは、高等科の最後のカリキュラム。

前回のブログでも紹介しましたが、縞の設計から糸染め、そして織りまで行う大作です。

まずは決めた縞の色はどの染料を使うのか決めていきます。

木綿の染色では【直接染料】を使い、普段馴染みのない名称の染料ばかり。

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毎月第二日曜日の午前中は、東京校で講義を行なっています。

織物の歴史や、織物製造の知識、組織図の作り方などなど。

織るだけでなく、講義と共に織物を学んでいきます。

今月の講義では、【織物分解及び設計法】をしました。

分解する布の、【表と裏】【経糸と緯糸】【素材の判別】【番手の計算】【筬密度】【縞の配列】【組織】など…

それぞれの項目ごとの識別の方法を学び、これからの織りに役立てます。

その中で分解鏡を使い、筬密度を調べ縞の配列も確認します。

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毛呂山でのワークショップ2日目は【紙糸づくり】

和紙を切って撚りをかけ、糸にする。

そのワークショップの前にちょっと寄り道…

毛呂山校近くに育てているユーカリを見て、色々と情報を聞きました。

ユーカリの育て方や、枯れた葉の使い方など、専門的な知識を教えて頂きました。

そして毛呂山校に向かい、ワークショップが始まりました。

紙糸づくりの工程を動画で説明し、実演を交えながら糸をつくりました。

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前回に続き、メルボルンのクラフトギルドのメンバーのワークショップの様子を紹介したいと思います。

毛呂山校では、2日日間のワークショップを行い、1日目は【着尺の製織・緯よろけの製織】と【ぼかし染め】

2日目は【紙糸づくり】の講習をしました。

今回のクラフトギルドのメンバーは、メルボルン工科大学で染織系の教授をしていた方が数名、そして陶芸をしている方など様々…

その中ではたおとでは、普段オーストラリアでは扱わないようなことをメインに講習を考えました。

まずは午前中は織りの講習。

細い綿糸を使い、着尺を織る。

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3月はイベントごとが盛りだくさんな月となりました。

バンドル染めの展示会を川越にて二日間開催し、たくさんの方にご来場頂きました。

そしてその少し前にオーストラリアのメルボルンからクラフトギルドのメンバーがはたおとの教室にきてワークショップを行いました。

メルボルンやタスマニアの方がはたおとにきてワークショップを行なうのも今回で3回目となりました。

今回の滞在では、東京校の見学。そして毛呂山校にて二日間のワークショップ。最後にバンドル染めの展示会に来ていただきました。

↑初日の東京校では先生を囲んで教室のお話や、使っている織機を見ながら織っている作品の紹介などをしました。

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