7月も半分が過ぎ、一段と暑い日が続いております。

そんな暑い日の染色…

いつものように火を使う染色は、コンロの火と染液の蒸気で汗だくになり、体力を消耗してしまいます!!

そこで…

今月の糸染めコースは火を使わない、浸染による【柿渋染め】です。

柿渋染は、染色の方法により斑になりやすいので、注意が必要。

しかし糸染めの場合、その斑が、織った際に経糸と緯糸とで交差し、面白い表情を出してくれます。

今回は、絹糸と綿糸のどちらか一方を選択し、自分の用途にあった糸を染色しました。

しっかりと糸全体に柿渋がなじむように、揉むようにしてしみ込ませます。

一度柿渋液を絞り、糸を乾燥させます。

乾燥したら、また染めるの繰り返し…

この日は、カラっとした天候でしたので、すぐ乾き三回ほど繰り返しました。

徐々に色が濃くなっていき、この日の染色は終了。

柿渋は、染色後も時間が経つにつれて色が変化していきます。

また一ヶ月後どれほど染まっているでしょうか…。またみんなで報告会です。

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