‘生徒手織作品’ カテゴリーのアーカイブ

ゴールデンウィークも終わり、日に日に暖かい陽気になってきました。

緑も生い茂り、染色も楽しみな時期の到来です。これから緑系の色が染色できそうです。

また手織コースでも、作品展の前後で多くの作品が織り上がってきています。

今回は、カリキュラムの【初等科】【高等科】の生徒さんの作品について紹介します。

【初等科】では、織り方の練習でマフラーやランチョンマットなどの作品をおります。

テーブルセンター

↑経糸を1本交互の縞にし、色鮮やかなテーブルセンターに仕上がりました。

バック

↑バック地にあわせて、紐も黒と赤に。使い勝手のよいバックになりました。

【高等科】では、柄織やノッティング、木綿の着尺を織ります。

マフラー

↑優しい色合いのマフラーですね。

ノッティング 椅子マット

↑ユニオンジャックをモチーフに、配色をかえると雰囲気もだいぶ変わりますね。

ノッティング バック

↑中細毛糸で手触りのよいバックに仕上がりました。

次回は専修科・研究科の作品を紹介します。

はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。

経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。

染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。

この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。

それぞれ違う色の糸に染め上がりました。

織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。

帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。

来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。

是非色とりどりの帯をご覧下さい。

□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■

【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32

【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3

ついに来月開催の作品展まで一ヶ月を切りました。

各教室では、展示する作品を織り上げるのに、集中して作品づくりに励んでいます。

今週の大間々校でも作品展に向けて、ラストスパート!!今後織り上がった作品が仕立て上がり、作品展で見れるのを楽しみにしています。

【ノッティング織り】

また大間々校では、高等科の木綿着尺の準備にとりかかる生徒さんが4人もおり、大にぎわいです。

それぞれ準備段階は違いますが、経糸の本数が今までに比べて増え、準備に悪戦苦闘です。

【仮筬通し】

経巻きをし、着尺の縞がはっきりと出てきました。

【綜絖通し】

準備工程を経て、夏前にはみんな織り始まる予定です。

その頃には『シュー、トントン』という、機織りの音の合唱で、機織り工場のようになりそうです。。

縞の種類も、色も、着尺の用途も皆それぞれ…

今後の作品に乞うご期待です。

前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介させて頂きます。

今回は専修科、研究科の生徒さんの作品となります。

冬の寒い時期に織っていたこともあり、マフラーやショールを織っている方が多かったような気がします。

少しではございますが、ご覧ください。

【専修科 二重織】

《マフラー》

二重織は足の踏み方によって、さまざまな形に変化します。

皆さん、作品の用途によって織り方を選んで織っています。

【専修科 綴れ織】

《マット》

《タペストリー》

芝桜の風景が綺麗に織であらわれています。

【研究科】

研究科では、着尺を織る方やマフラーを織る方など、皆さん自分の好きな作品を織っています。

自分のもの、家族のもの、友人のものなど、それぞれの想いをもって作品づくりに励んでおります。

《絹ショール》

《花織 コースター》

《レース織 ショール》

《ワッフル織 マフラー》

来月もたくさんの作品が織り上がるのを楽しみにしています。

先週の雪がまだ残り、寒さも厳しい日が続いております。

土日は、雪のためお休みの生徒さんもいましたが、

4月の作品展にむけて、作品も次々に織り上がってきています。

少しではございますが、カリキュラムの順に作品を紹介します。

【初等科 織り方練習】

基本的な織り方の練習を行ない、その後ランチョンマットやテーブルセンター、バック地などを織ります。

《ランチョンマット》

《テーブルセンター》

《バック》

【初等科 見本織】

二つ目の作品では、綜絖の通し方、踏み方の違いにより様々な柄を織りだします。

作品もマフラーや、クッション地など様々です。

《マフラー》

【高等科 柄織】

高等科では、柄織やノッティング、木綿の着尺を織ります。

木綿の着尺は染色から行なうので、今までの作品に比べて時間も労力もかかりますが、織り上がった喜びはひとしおです。

【高等科 ノッティング】

次回は専修科、研究科の作品を紹介します。

公式facebookページ