‘生徒手織作品’ カテゴリーのアーカイブ
8月になり、一段と夏の暑さが増してきました。。。
本日もこの暑さの中、東京校水曜日の生徒さんは機織りに励んでいます。
それでは、今月もたくさんの作品が織り上がってきたので、少し紹介したいと思います。
【初等科】
初等科最初の作品では、平織り、斜文織りによる織り方練習を行います。
糸の長さを設計し、整経から織りまでと一から学んでいきます。
きれいに仕上げることも大事ですが、ここでは一連の流れと、機織り機に慣れることが一番のポイントです。
↑デザインの異なる、三枚のランチョンマットが完成しました。
【専修科】
専修科では、縫取りや綴織り、帯、着尺などを織ります。
絹の着尺が織り上がれば、無事修了となり、晴れて研究科になります。
↑上の3つは、専修科の縫取りによる作品です。作品も、敷物やクッション、ティッシュカバーと様々です。
【研究科】
研究科では、今までのカリキュラムを通して、自分の好きな作品を織っていきます。
糸を染色したり、試し織りをしたり、洋服地を織ったり、着尺を織ったりと、試行錯誤しながら作品づくりを楽しんでいます。
↑あまり糸の絹糸をつかい、ショールを織りました。色使いも素敵ですね。
↑絹のショール。よーく見ると平織りと畝織りの市松になっています。
↑色糸効果の試し織りで、バックに仕立てました。
↑セットで、ベストとシャツを自分で仕立てました!
【番外編】
最近機織り機を買った生徒さんが、休みの間自宅で3本のマフラーを織ってきました。
マフラーの仕上がりも徐々にきれいになってきましたね。
今月は、8月11日(月)〜8月16日(土)まで夏期休暇となります。
お問い合わせ等ございましたら、メールにてお問い合わせください。
昨日から7月に突入…
あっという間に今年も半分が過ぎ、教室では作品展を開催したり、新しい生徒さんの入学も多く、慌ただしくも充実した半年でした。
7月以降は、特別講習やイベントをより多く開催できればと思っております。新しい取り組みとしては、紙布づくりや着物のイベントなどを考えてますので、是非楽しみにお待ちください。
さて、先月もたくさんの生徒さんの作品が織り上がりましたので、少し紹介します。
【初等科】
初等科の最初の作品では、ランチョンマットやバック地などを織ります。
初めての作品ですが、糸の設計、整経〜織りまで一から学び作品をつくります。
まずは織り機の扱いに慣れるのが一番の目的です。
色違いでセットのランチョンマット。
きれいな綾織りのテーブルライナー。
緯糸を二色にした縞のバック。久しぶりのミシンだったそうですが、きれいに仕立てあがっていました。
【専修科 縫取り】
縫取りでは、課題の図案と自由な図案を、織りだしていきます。
蝶とチューリップがセットになっているクッション。色合いが鮮やかですね。
【専修科 二重織り】
二重織りでは、マフラーや袋物などを織ります。
アルパカの糸は、口の開きが悪く苦労していましたが、肌触りの良いマフラーが完成しました。
【研究科】
研究科では、様々な織り方に挑戦します。着尺を織る方も多いですが、ショールや敷物などの作品も人気です。
綟り織りのショール。透け感と色合いが涼しげですね!
オーバーショットの敷物。裏表の柄を組み合わせて、素敵です!
来月もたくさんの作品が織り上がるの楽しみにしています。
前回紹介した生徒さんの作品の続きです。
今回は、専修科、研究科の作品をカリキュラムの順に紹介していきます。
【専修科 縫取り】
専修科では縫取りで、課題のイラストと自由作品を織ります。
↑バラの花が縫取られた椅子のカバー
↑色使いがきれいな額装。額も自分で描いた手作りです。
【専修科 綴織り】
綴織りでは、経糸が見えないように織り、タペストリーや敷物などを織ります。
↑中細の毛糸と使って椅子のマットを織りました。
【専修科 二重織】
二重織りでは、織りの特性をいかし、袋物やマフラーをつくります。
↑カシミヤの糸を使い、色糸効果をあわせた二重織マフラーを織りました。
柔らかい仕上がりです。
【研究科】
研究科では、今までのカリキュラムを通して自分が好きな作品を織ります。
洋物、和物問わず試作をしたり、また糸の種類も様々です。
↑高等科のカリキュラムを織り、窓かけを織りました。
↑タペストリーとブックカバーを、花織の練習で織りました。
↑今まで織った作品のあまり生地を組み合わせ、素敵なバックに!
↑様々な組織を、緯糸と経糸の色をかえ織り見本となる壁掛けになりました。
拡大するとそれぞれの組織が見えますね。
↑花織で九寸名古屋帯に仕立てました。
ゴールデンウィークも終わり、日に日に暖かい陽気になってきました。
緑も生い茂り、染色も楽しみな時期の到来です。これから緑系の色が染色できそうです。
また手織コースでも、作品展の前後で多くの作品が織り上がってきています。
今回は、カリキュラムの【初等科】【高等科】の生徒さんの作品について紹介します。
【初等科】では、織り方の練習でマフラーやランチョンマットなどの作品をおります。
↑経糸を1本交互の縞にし、色鮮やかなテーブルセンターに仕上がりました。
↑バック地にあわせて、紐も黒と赤に。使い勝手のよいバックになりました。
【高等科】では、柄織やノッティング、木綿の着尺を織ります。
↑優しい色合いのマフラーですね。
↑ユニオンジャックをモチーフに、配色をかえると雰囲気もだいぶ変わりますね。
↑中細毛糸で手触りのよいバックに仕上がりました。
次回は専修科・研究科の作品を紹介します。
はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。
経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。
染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。
この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。
それぞれ違う色の糸に染め上がりました。
織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。
来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。
是非色とりどりの帯をご覧下さい。
□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■
【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3