本日から、【第19回 はたおと手織作品展】が桐生にて開催しました。
桐生市の【有鄰館 煉瓦蔵】で作品を展示させて頂いているのですが、煉瓦と木からなる建物の質感と、作品が織りなす雰囲気で、素敵な空間ができあがりました。
初日はお昼からの開催でしたが、天候もよく多くのお客様にご来場して頂いております。
展示品は、約150名の生徒さんの作品が350点程展示しております。
最近はたおとに入会された生徒さんの作品から十年以上教室に通っている生徒さんの作品まで展示しておりますので、マフラーから着物まで見応えのある作品展となっております。
本日から日曜日まで開催しておりますので、もしお時間ございましたらお越し下さい。
また明日以降も展示会の様子をご紹介させて頂きます。
【番外編】
有鄰館前では、電動コミュニティバスの【まゆ】が停車するので、有鄰館近辺の観光のお手伝いをしてくれます。電動バスでエコな乗り物で、桐生の町並みを楽しめるかもしれません。
興味のある方は是非!!…無料です。
はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。
経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。
染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。
この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。
それぞれ違う色の糸に染め上がりました。
織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。
来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。
是非色とりどりの帯をご覧下さい。
□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■
【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3
ついに来月開催の作品展まで一ヶ月を切りました。
各教室では、展示する作品を織り上げるのに、集中して作品づくりに励んでいます。
今週の大間々校でも作品展に向けて、ラストスパート!!今後織り上がった作品が仕立て上がり、作品展で見れるのを楽しみにしています。
また大間々校では、高等科の木綿着尺の準備にとりかかる生徒さんが4人もおり、大にぎわいです。
それぞれ準備段階は違いますが、経糸の本数が今までに比べて増え、準備に悪戦苦闘です。
経巻きをし、着尺の縞がはっきりと出てきました。
準備工程を経て、夏前にはみんな織り始まる予定です。
その頃には『シュー、トントン』という、機織りの音の合唱で、機織り工場のようになりそうです。。
縞の種類も、色も、着尺の用途も皆それぞれ…
今後の作品に乞うご期待です。
【オーバーショット織り】
地糸(平織り)と柄になる緯糸を交互に織っていき、柄を織り出します。
地糸と柄糸の糸の種類を変えて織れば、質感もかわり、また柄の浮き上がり方もきれいにでます。
またこのオーバーショット織りには色々な柄があり、洋書にもその組織図がたくさんのっています。
好きな柄を選び、糸の種類や配色を変化させて織れば全然違う表情になるので、ひとつの織りでも色々と楽しめます。
柄が特徴的なので、タペストリーや椅子張り地、クッションなど、インテリアとしても存在感があり素敵ですね。
カシミヤで織れば、ふっくらとした厚さも出るので暖かいマフラーになります!
各教室に、オーバーショットの見本と組織図が置いておりますので是非参考にしてみてください。
先週の平日に、木綿の化学染めの講習を行ないました。
カリキュラムの一つである木綿着尺の染色は、年に2〜3回開催されており、それぞれのカリキュラムの進捗状況にあわせて参加します。
今回参加された方は、東京校の生徒さんと大間々校の生徒さんの計4名です。
まず事前に着尺の縞のデザインを行ない、それぞれの色の綛数を決めて染色を始めます。
ほとんどの方が初めての染色でしたので、おそるおそる染料をいれて染色をしていました。
先生に色の配合を聞きながら、デザインした色を目指して…
一日がかりの染色で帰りは疲労困憊でしたが、自分の染めた糸に納得の様子だったはず!
糸の染色が終わったので、今後織りの準備に入ります。
それぞれどんな着尺になるのか、今後の作品が楽しみです。

























