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教室では、毎月第二日曜日に東京校にて講義をしています。
講義内容は、【織物の歴史】、織物の基本である【三原組織】、さらに【染色】など、
実技のカリキュラムと組み合わせながら、織りの理解を深めていきます。
最近では遠方から通う生徒さんも増え、昨年からはZoomでの受講も取り入れました。まだ不慣れな点もありますが、教室で直接受講している方と、画面越しの方が一緒に学べるよう工夫しています。
今月の日曜日もこの講義があり、テーマは【組織図の作り方】
台風が通り過ぎ、昨日は良い天候の中、毛呂山校では機織り教室と染色コースを開講しました。
この染色コースは、第一土曜日に毎月季節の染料を使い染色実習を行なっております。
暑い時期は火を使わない実習。昨日は柿渋の浸し染めをしました。
毎月楽しそうに染色を楽しんでいる生徒さん。染めた糸がどんな布へと変わっていくのでしょう。
さて、本日も生徒さんの作品の紹介をしたいと思います。
初等科〜専修科のカリキュラムを終えると、研究科となり生徒さんが好きな作品に取り組みます。
今まで生徒さんの織ってきた作品集や、教室にある機織りの専門書から織りたい組織を探したり、新たな作品に取り組みます。

↑カシミヤの糸を使い、二重織の羽織風ショール。
私の体感として、Tシャツで過ごす時期がほぼ半年近くとなりそうです…。
今年も8月後半なのに、35℃越えを連日記録。30℃が少し可愛く思えるようになったのは少し嫌なものです。
そんな外の暑さとは関係なく、教室では快適な室温で機織りをしています。
ご興味ある方はお気軽に見学にお越しください。
さて、本日は生徒さんの作品を紹介したいと思います。
今年も、新しい生徒さんが各クラス入学しており、初等科のカリキュラムの作品が多く織り上がってきています。

↑初等科一つ目の作品のテーブルライナー。藍染の綿糸を使い、よこ糸の色を変え楽しんで織っていました。
最近巷で話題の【生成AI】
まるで人と会話しているような自然なやり取りで、質問に答えてくれるAIツールです。
機織りとは正反対の「便利」の象徴のような存在ですが、実は、そんなChatGPTが教室でも活用する場面がありました。
昨今、織りに使う道具や部品を作っている業者さんが減ってきたことに加え、物価の上昇により価格も上がり続けています。
織機の部品である【菊】もそのひとつ。


