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11月に入り、糸染コースも後半にさしかかりました。
これまで染めた染料は、桜・カナメモチ・柿渋・藍の生葉・玉ねぎ・コセンダングサなどなど…
色々な色の絹糸が揃い、眺めるだけでも幸せな気分になります。
そして今月の染色実習は【肉桂】
毛呂山校の庭先にある、肉桂の木。いつもこの染色の際に、伸びた葉がカットされる肉桂。
ゴールデンウィーク中には、埼玉の教室では染色実習がたくさんありました。
初めての草木染めや、ぼかし染め、化学染料による染色(木綿着尺)などなど…
今回は、高等科のカリキュラムである木綿の着尺の染色実習を紹介したいと思います。
午前中に、自身で設計した着尺の縞の色を、先生と相談しながら染料をどれくらい使うか計算します。
今年度も始まり、染色コースも今月より一新して新しいメンバーで始まりました。
生徒さんはカリキュラムの進み具合もそれぞれ、通っているクラスもバラバラですが、一年間の染色コースを通じて協力し合いながら様々な染料で染色をしていきます。
第一回目の染色は、【さくら】の染色です。
今回参加してる生徒さんは、ほとんどがはじめての草木染め。
今年度最後の染色コース。
昨年4月より始まった染色コースですが、一年間の染色もこの日で終了…
一年のコースで、染色実習もスムーズに進み、糸の扱いも4月の頃とは別人のようです。
そしてこの1年間があっという間に感じます。(今年はコロナの影響でより早く…)
最後は、黒染めの染色実習でした。その様子を少し紹介したいと思います。
黒染めはいろいろな染料を使い染液をつくり、黒色へと染めていきます。