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3月も終わりに近づき、だんだんと暖かく春らしい気候になってきました。

桜は各地で満開となり、着物をきて街をぶらっと歩きたくなる季節になりましたね。

手織教室はたおとのカリキュラムには着尺の織があり、高等科では木綿の着尺を織ります。

木綿着尺(毛呂山校)

織るだけでなく、縞の設計、糸の染色も行ないますので、オリジナルの着尺が完成します。

先週末はこの木綿の染色実習を行ないました。

期待と不安の中、ほとんどの方が初めての染色実習に挑戦です。

草木染めとは違い、化学染めは計画した色の糸に染めることができます。

色の調整は難しいのですが、思いどおりの色がでると喜びもひとしおですね。

一日の染色実習も無事終了!!今回もたくさんの色の糸が染め上がりました。

↑こちらの写真は今年織り上がった木綿の着尺です。

今回染めた糸もこのように着尺になるのが楽しみですね!

手織教室はたおとでは、2年に一度作品展を開催しております。

場所は、群馬の桐生と東京にて行なっているのですが、今年は埼玉の毛呂山校にて『手織ミニ作品展』を開催することが決まりました。

通常、今年は作品展を開催しない年なのですが、4月にこのミニ作品展を行ないます。

ミニというのは、毛呂山校の生徒さんの作品だけですので、通常の作品展に比べると少ないのですが、作品の種類は通常の作品展と同様に出展されるので、是非お近くの方はお越し頂ければ幸いです。

また詳細が決まりましたら、このブログ、ホームページにてお知らせさせて頂きます。

今回は前回(2009年)のミニ作品展の様子を紹介したいと思います。

作品展外観

展示場の様子

毛呂山の生徒さんは30人弱いるので、今年はたくさんの作品が出展出来そうです。

また当日は手織・染色の体験も行ないます。この機会に是非!

■□■ミニ作品展 概要■□■

日程:4月29日(月・祝)〜5月1日(水)

場所:手織教室はたおと 毛呂山校

埼玉県入間郡毛呂山町葛貫122−2

もうそろそろ三月…

まだまだ寒さが厳しい日が続いておりますが、

今月は『ウール 多色の段染め』の特別講習を行ないました。

段染め スオウ

この特別講習は、普段のカリキュラムでは扱わない染色や織に関する講習会で、

一年に数回不定期に開催してます。

参加人数が多かったため、2日にわけての開催です。

この染色はインド更紗の技法を用いての染色とのことでした。

↑こちらは媒染糊をウールにつけている様子です。

染材はスオウとタマネギでおこないました。

媒染とその割合によって、それぞれ雰囲気の異なる

糸が完成していました。

この糸を使って色々なマフラーが織り上がるのが楽しみですね。

こちらは段染めの糸をつかったマフラーの一例です。

是非お試し下さい。

今回の糸染めコースはコチラです。

【梅の幹材】による染色でした。

手織教室はたおとの毛呂山校の近所には、梅林、桑畑が多くあり、

冬期に剪定した梅の幹を細かくチップ状にしたものをたくさん頂きました。

一番最初の写真は、その幹材を広げて乾燥させている様子です。

今回はこの梅を使い染色をしました。

毛呂山校は自然が多い環境にありますので、近所で染材を採取することも多く、

この行為も染色の楽しみの一つですね。

今回は経糸と緯糸それぞれ染めていました。

淡い色のきれいな糸が染め上がりました。

2月の染色は寒いので、ランチはみんなで温かいおうどん。

パスタのようなクリーム系のうどんも新鮮で美味しかったです。

前回紹介しきれなかった分の作品の紹介です。

今回は高等科以降の作品の紹介!

↑こちらの作品はタペストリーに。可愛いお家と木々のイラストが

縫取りによって表現されています。

↑こちらは裂き織りによるクッションカバーです。

お母さんに手ぬぐいを裂いていただいて、それを使って織り上げました。

この手織の作業によって今までにないコミュニケーションが生まれたそうです。

こんなお話を聞くとうれしいですね。

↑こちらは花織の練習で織った生地をバックにしました。

↑こちらは藍染め。この作品で卒業です!

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