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今月の糸染めコースの草木染めは【肉桂】の染色でした。

肉桂の葉を細かくし、染材としました。

葉を細かくすると肉桂の独特の香りが漂い、いい気分。

糸染めコースで半年間やってきているので、久しぶりの煮染でも皆さんテキパキと動いてました。

今回は媒染がそれぞれ違うものを選択し、仕上がりの色合いの違いを皆で楽しんでおりました。

今回も無事きれいな色の糸に染め上がりましたね!

【ランチ】今回の糸染めコースのお昼はカレーうどん。

お手製カレーとアスパラが美味でした。

長かった梅雨もようやく明け、夏の日差しが厳しい日々が続いております。

本日もこの暑さの中、皆さん機織りに励んでおりました。

東京校は、水曜日、金曜日、土曜日、日曜日に一日のコースがあり、

月に二回、10:00〜17:00まで教室に通って機織りを学んでおります。

本日は、金曜日Bクラスの様子を少し紹介します。

金曜日クラスは、初心者の方から、経験豊富な方まで様々な生徒さんが在籍しており、

織っている作品も生徒さんそれぞれ異なり、また工程もバラバラです。

時には全員が織っている場合もありますが、織っている人、準備をしている人が半々の時もあります。

織るだけでなく、準備も非常に大事な要素なのです。

↑ノッティングのデザインをしています。写真をもとに、デザインを検討しています。

この作品はタペストリーになる予定です。

↑着尺の整経と綜絖通しです。今までの作品とは異なり、経糸も長く、本数も多いので集中して作業をしています。

↑これから織り始めです!綟り織りのショールを織る予定です。

…織り始める生徒さんもいれば、織り終わる生徒さんもいらっしゃいます。

↑長かった着尺も今日で完成です。準備、織りで苦労したこともありましたが、織り終わる頃には周りから拍手がおこりました。

みんな機織りの大変さを理解してるからこそ、自然と起こる、嬉しい瞬間です。

洋裁が得意な生徒さんは、これから洋服に仕立てる予定です。

自分で染めた糸を、自分で準備し、自分で織って、自分で仕立てる。

自分だけのオリジナルの作品がまたひとつできそうです!

■■教室空き状況■■

東京校(浅草橋)  金曜日夜間コース(18:00〜21:00)

毛呂山校(埼玉)  木曜日夜間コース(18:00〜21:00)

大間々校(群馬)  日曜日コース(10:00〜17:00)

教室見学は開講日は随時可能ですので、お気軽にお越し下さい。

昨日は八寸名古屋帯用の絹糸の染色実習をしました。

八寸名古屋帯は、専修科のカリキュラムで、糸染めから織りまで行います。

この日は、東京校から5名、大間々校から2名の計7名での染色です。

事前に決めてきた経糸、緯糸の色を目指して、化学染料をつかい染色をします。

蒸し暑く、人数も多いので、火をつかう染色は体力勝負!

緯糸は3色の色の糸に染めていきます。

久しぶりの染色の方もいましたが、皆さん手際よく染色をし、予定より早めに染色が終了しました。

経糸を並べると、皆さん個性があり、3色の緯糸とどのように織りなすのか…。楽しみですね!

この日のランチは、夏野菜のカレーライス。

参加人数が多かったので、カレーは事前に仕込みました。

最近は暑くなったり、急な雨や雷があったりと、不安定な天候が続いております。

今年の梅雨明けはいったいいつになるのでしょうか…。梅雨明けが待ち遠しいです。

さて、昨日は、埼玉の毛呂山校の木曜日のクラスでした。

木曜日コースは、午前クラス・午後のクラス・夜間クラスの三つのクラスがあり、週一回3時間のクラスです。

今回は、午前中のクラスの様子を紹介します。

木曜日の午前クラスは比較的新しい生徒さんが多く、皆で切磋琢磨しながら織りに励んでいます。

カリキュラムは、八寸名古屋帯を織っている方や、マフラーを織っている方など様々。

色の好みや、作品の特徴も皆違い、楽しみながら織っています。

↑高等科のマフラー。今回で柄織りのカリキュラムも終了です。

苦労したことも多かったようですが、素敵なマフラーが完成したようです。

↑同じカリキュラムでも、色使いと糸の太さでも雰囲気や違いますね。

また、作品が終わる方もいれば、これから織り始めの生徒さんもいらっしゃいます。

管巻きをし、これから着尺が始まります。。。

糸染めから、準備も長く大変でしたが、緯糸が入って一安心です!

↑八寸名古屋帯が織り上がってきました。お太鼓の柄もうまく入ってます。

↑午後のクラスの生徒さんの作品のタペストリー。

木曜日は、たくさんのクラスがあるので慌ただしいですが、充実した一日にもなります。

昨日から7月に突入…

あっという間に今年も半分が過ぎ、教室では作品展を開催したり、新しい生徒さんの入学も多く、慌ただしくも充実した半年でした。

7月以降は、特別講習やイベントをより多く開催できればと思っております。新しい取り組みとしては、紙布づくりや着物のイベントなどを考えてますので、是非楽しみにお待ちください。

さて、先月もたくさんの生徒さんの作品が織り上がりましたので、少し紹介します。

【初等科】

初等科の最初の作品では、ランチョンマットやバック地などを織ります。

初めての作品ですが、糸の設計、整経〜織りまで一から学び作品をつくります。

まずは織り機の扱いに慣れるのが一番の目的です。

色違いでセットのランチョンマット。

きれいな綾織りのテーブルライナー。

緯糸を二色にした縞のバック。久しぶりのミシンだったそうですが、きれいに仕立てあがっていました。

【専修科 縫取り】

縫取りでは、課題の図案と自由な図案を、織りだしていきます。

蝶とチューリップがセットになっているクッション。色合いが鮮やかですね。

【専修科 二重織り】

二重織りでは、マフラーや袋物などを織ります。

アルパカの糸は、口の開きが悪く苦労していましたが、肌触りの良いマフラーが完成しました。

【研究科】

研究科では、様々な織り方に挑戦します。着尺を織る方も多いですが、ショールや敷物などの作品も人気です。

綟り織りのショール。透け感と色合いが涼しげですね!

オーバーショットの敷物。裏表の柄を組み合わせて、素敵です!

来月もたくさんの作品が織り上がるの楽しみにしています。

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