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先月は、教室の改修や整備のためお休みでしたが、今月より大間々校は桐生校にて再開。
明治時代の建物に、織機が並ぶととても雰囲気のある空間になりました。
田の字型の間取りは、襖を外すと大空間となり、皆さんお庭に向かって機織りを楽しんでおります。
今年度の糸染めコースもいよいよ最後の染色実習となりました。
最後の草木染めは【黒染め】
黒染めは通常の草木染めとは少し違い、いくつかの染料を使い煮出して染液とします。
この黒染めでは、タンニンの多い染料を使いそれらを煮出して染色をします。
【矢車附子】【五倍子】【柘榴】【渋木】などを用意して、煮出していきます。
3月に入り、最近は少しずつ暖かい日々が続いております。
そして4月が近づくと習い事のシーズンなのか、最近問い合わせや見学の方が多くなっております。
もしご興味ある方はお気軽に見学などお越しください。
さて、本日は東京校の様子を紹介したいと思います。
この日は、帯が織りあがったり、着物が仕立てあがったりと嬉しいことがいっぱいの1日。
↑高等科カリキュラムの木綿の着物が仕立て上がりました。
はたおとの糸染めコースも2023年の一回目が始まりました。
今年度の糸染めコースも今月を入れてあと三回。季節の染料などを染めていき、徐々に色数も増えてきました。
そして今月の染料は【ログウッド】
ログウッドは中央アメリカ原産のまめ科の木で、昔は黒染めをする際にとても重宝された染料。
媒染により、赤紫や青みのある紫色、黒系に染まります。
今回は、このヘマチンパウダーを使って染色をしました。