‘手織りについて’ カテゴリーのアーカイブ
高等科のカリキュラムで制作する木綿着尺は、縞のデザインから染色、そして織りまでを自ら行う大作です。
縞のデザインにはさまざまな種類があります。日本には伝統的な名称を持つ縞が数多くあり、海外では一般的にストライプと呼ばれています。また、縞の幅や色の組み合わせによっても印象は大きく変わります。
作品は、木綿の着物にする方や、洋服地にするかたなど様々…

【木綿の縞着尺】
初等科のカリキュラムを修了すると、次は高等科のカリキュラムに進みます。
作品の大きさや制作ペースによって異なりますが、初等科は半年〜1年ほどが目安です。
そして高等科のカリキュラムでは、柄織(オーバーショット織り)・ノッティング・木綿着尺に挑戦します。
一つ目の課題「柄織」では、たて糸2色・よこ糸3色以上を使って作品を織ります。
たて糸を2色使うことで、整経の方法もこれまでとは少しだけ変わってきます。

【柄織 ランチョンマット2枚】
一枚目と二枚目が同じデザインになるよう、よこ糸の色の切り替えを確認しながら丁寧に織り進めています。 この投稿の続きを読む »
今日は東京校で「織物分解及び設計法」の講義を行いました。
布の構造を細かく観察し、織りで再現するために必要な要素を学ぶ内容です。
本日はその授業の様子とポイントを紹介します。

まずはじめに再現するために以下の項目を調べていきます。
機織りでは布を織るだけでなく、
機拵え(はたごしらえ)、そして製織という工程を経て布を作っていきます。
(もちろん糸染めからすることもあります。)
まず最初に行うのが、糸の選択。
用途にあわせて、素材・太さを決めて、配色や組織を考えます。

↑絹着尺のデザイン
2026年の仕事はじめは、大学での講義から始まりました。
今年もご縁をいただき、目白大学 社会学部 社会情報学科の学生さんに「機織りのデザイン」についてお話しさせていただきました。

今年で4回目となる今回の講義では、デザインの話に加えて、
今の時代における機織りの価値や課題、そして今後の活動についてもお話ししました。
