‘手織・染色 特別講習について’ カテゴリーのアーカイブ

ゴールデンウィーク最終日の染色実習は木綿の草木染め。

今回使う糸は、カチオン化した80/2の綿糸。この糸は川越唐桟に使用される糸で、通常の着尺の糸の半分の細さの糸。

細い糸を2本引き揃えにして一本の糸にします。整経するときに工夫が必要ですが、絹のような風合いの着尺となります。

午前中は、染料の煮出しと藍染。

染料は【ヤマモモ】【小鮒草】【玉ねぎ】を使いました。

それぞれの色を何綛ずつ染めるのか、割合を決めて染色をします。

そして染料を煮出している間に、藍染もスタート。

藍染は濃淡で染めたり、染めたのち黄色で重ねて緑色をつくるなど、今回の染色は盛りだくさん。

藍染も重ねながら色を濃くしていき、さまざま色合いの藍色ができました。

そして午後から煮出した染液での草木染め。

絹の草木染め同様に、染色と媒染を繰り返しそれぞれの綛を染めていきます。

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ゴールデンウィーク3日目は、【板締め】

この講習は、板締めだけでなく藍の化学建てのやり方も一緒に学びます。

まずはインド藍を建てるところから始まります。

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ゴールデンウィーク2日目の染色実習は【はじめての草木染め】

はたおとのカリキュラムでは、高等科と専修科で化学染料による染色実習をし、最後のカリキュラムで草木染めをします。

専修科の草木染めでは、絹の細い糸(ぐんま200)を使いますが、今回の講習会では扱いやすい絹ロービング・ループヤーンの太めの糸で草木染めの原理を学びます。

まずは染料決めから…

この時期は、若葉による緑色が綺麗にでるので、教室の近辺にある【桑の葉】を染料としました。

↑午前中は桑の葉を煮出し、染液をつくります。

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前回に続き、メルボルンのクラフトギルドのメンバーのワークショップの様子を紹介したいと思います。

毛呂山校では、2日日間のワークショップを行い、1日目は【着尺の製織・緯よろけの製織】と【ぼかし染め】

2日目は【紙糸づくり】の講習をしました。

今回のクラフトギルドのメンバーは、メルボルン工科大学で染織系の教授をしていた方が数名、そして陶芸をしている方など様々…

その中ではたおとでは、普段オーストラリアでは扱わないようなことをメインに講習を考えました。

まずは午前中は織りの講習。

細い綿糸を使い、着尺を織る。

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3月はイベントごとが盛りだくさんな月となりました。

バンドル染めの展示会を川越にて二日間開催し、たくさんの方にご来場頂きました。

そしてその少し前にオーストラリアのメルボルンからクラフトギルドのメンバーがはたおとの教室にきてワークショップを行いました。

メルボルンやタスマニアの方がはたおとにきてワークショップを行なうのも今回で3回目となりました。

今回の滞在では、東京校の見学。そして毛呂山校にて二日間のワークショップ。最後にバンドル染めの展示会に来ていただきました。

↑初日の東京校では先生を囲んで教室のお話や、使っている織機を見ながら織っている作品の紹介などをしました。

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