‘機織り 教室案内’ カテゴリーのアーカイブ

長かった梅雨もようやく明け、夏の日差しが厳しい日々が続いております。

本日もこの暑さの中、皆さん機織りに励んでおりました。

東京校は、水曜日、金曜日、土曜日、日曜日に一日のコースがあり、

月に二回、10:00〜17:00まで教室に通って機織りを学んでおります。

本日は、金曜日Bクラスの様子を少し紹介します。

金曜日クラスは、初心者の方から、経験豊富な方まで様々な生徒さんが在籍しており、

織っている作品も生徒さんそれぞれ異なり、また工程もバラバラです。

時には全員が織っている場合もありますが、織っている人、準備をしている人が半々の時もあります。

織るだけでなく、準備も非常に大事な要素なのです。

↑ノッティングのデザインをしています。写真をもとに、デザインを検討しています。

この作品はタペストリーになる予定です。

↑着尺の整経と綜絖通しです。今までの作品とは異なり、経糸も長く、本数も多いので集中して作業をしています。

↑これから織り始めです!綟り織りのショールを織る予定です。

…織り始める生徒さんもいれば、織り終わる生徒さんもいらっしゃいます。

↑長かった着尺も今日で完成です。準備、織りで苦労したこともありましたが、織り終わる頃には周りから拍手がおこりました。

みんな機織りの大変さを理解してるからこそ、自然と起こる、嬉しい瞬間です。

洋裁が得意な生徒さんは、これから洋服に仕立てる予定です。

自分で染めた糸を、自分で準備し、自分で織って、自分で仕立てる。

自分だけのオリジナルの作品がまたひとつできそうです!

■■教室空き状況■■

東京校(浅草橋)  金曜日夜間コース(18:00〜21:00)

毛呂山校(埼玉)  木曜日夜間コース(18:00〜21:00)

大間々校(群馬)  日曜日コース(10:00〜17:00)

教室見学は開講日は随時可能ですので、お気軽にお越し下さい。

最近は暑くなったり、急な雨や雷があったりと、不安定な天候が続いております。

今年の梅雨明けはいったいいつになるのでしょうか…。梅雨明けが待ち遠しいです。

さて、昨日は、埼玉の毛呂山校の木曜日のクラスでした。

木曜日コースは、午前クラス・午後のクラス・夜間クラスの三つのクラスがあり、週一回3時間のクラスです。

今回は、午前中のクラスの様子を紹介します。

木曜日の午前クラスは比較的新しい生徒さんが多く、皆で切磋琢磨しながら織りに励んでいます。

カリキュラムは、八寸名古屋帯を織っている方や、マフラーを織っている方など様々。

色の好みや、作品の特徴も皆違い、楽しみながら織っています。

↑高等科のマフラー。今回で柄織りのカリキュラムも終了です。

苦労したことも多かったようですが、素敵なマフラーが完成したようです。

↑同じカリキュラムでも、色使いと糸の太さでも雰囲気や違いますね。

また、作品が終わる方もいれば、これから織り始めの生徒さんもいらっしゃいます。

管巻きをし、これから着尺が始まります。。。

糸染めから、準備も長く大変でしたが、緯糸が入って一安心です!

↑八寸名古屋帯が織り上がってきました。お太鼓の柄もうまく入ってます。

↑午後のクラスの生徒さんの作品のタペストリー。

木曜日は、たくさんのクラスがあるので慌ただしいですが、充実した一日にもなります。

手織教室はたおとでは、初心者のかたから経験豊富な方まで、

レベルに合わせた教室独自のカリキュラムで、様々な作品に取り組んでいます。

また実技だけでなく、月に一度教室では講義も行っています。

今回は、東京校での講義の様子を少し紹介したいと思います。

東京校では、毎月第二日曜日の午前中に一時間半ほどの講義があります。

講義内容は、織物の歴史から組織図、色彩など、知識から織りの技法等、幅広く学びます。

織るだけなく、組織の書き方や、織物設計など、事前の準備も大事です!

その場だけでなく、学んだことを自分のカリキュラムに落とし込み、実践して取り込めるといいですね。

先週の日曜日は、大間々校の授業でした。教室まで埼玉から車で2時間ほどかかりますが、東京校、毛呂山校とは違った環境に向かうので、月2度のちょっとしたドライブです。

また過ごしやすい季節になり、外からはうぐいすの鳴き声が聞こえ、季節を感じながら機織りも楽しめます。

教室の玄関にもつつじの花がきれいに咲いてます。

大間々は現在9名在籍しています。珍しく着尺のカリキュラムの方が多く重なり、準備段階の方から織っている方と、半数以上が絹と木綿の着尺を織っています。着尺専用教室のようですね。。。

↑これから織り始めです。まずは投げ杼の扱い方を練習中。

↑初めて着尺の整経をし、経糸の長さと大変さを実感です!

管に糸を巻いたり、経糸の準備をしたりと様々な行程があります。

これから皆が着尺を織ると、まさに工場のように…

今後が楽しみです。

また大間々校は、一名席が空いております。教室見学は随時可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

■■大間々校■■

群馬県みどり市大間々町小平624-1

tel:0277-72-4045

開講日:第一、第三日曜日 10:00〜17:00(お昼休憩12:00〜13:00)

ついに来月開催の作品展まで一ヶ月を切りました。

各教室では、展示する作品を織り上げるのに、集中して作品づくりに励んでいます。

今週の大間々校でも作品展に向けて、ラストスパート!!今後織り上がった作品が仕立て上がり、作品展で見れるのを楽しみにしています。

【ノッティング織り】

また大間々校では、高等科の木綿着尺の準備にとりかかる生徒さんが4人もおり、大にぎわいです。

それぞれ準備段階は違いますが、経糸の本数が今までに比べて増え、準備に悪戦苦闘です。

【仮筬通し】

経巻きをし、着尺の縞がはっきりと出てきました。

【綜絖通し】

準備工程を経て、夏前にはみんな織り始まる予定です。

その頃には『シュー、トントン』という、機織りの音の合唱で、機織り工場のようになりそうです。。

縞の種類も、色も、着尺の用途も皆それぞれ…

今後の作品に乞うご期待です。

公式facebookページ