‘八寸名古屋帯’ タグのついている投稿
ゴールデンウィークも明け、昨日からはたおとの教室も再開です。
ゴールデンウィーク期間中は、天候にも恵まれ埼玉の毛呂山校では染色実習を開催しました
帯の染色や草木染めの講習を行いましたので、またブログにて紹介したいと思います。
さて、本日は生徒さんの作品の紹介をしたいと思います。
はたおとのカリキュラムでは、初等科に二つ作品を織ります。
一つ目の作品では、織物の基本である三原組織の平織や斜文織を使い、機拵えから織りまでの一連の流れを学びます。
そして二つ目の作品で、さまざまな組織の見本織を織り、組織図を書いて作品を織ります。
綿糸を使い、クッションカバーを織りました。
はたおとのカリキュラムには、専修科に八寸名古屋帯(角帯・半幅帯)があります。
このカリキュラムでは、糸の染色から行い、お太鼓柄は皆さん好きなデザインを考え縫取りで織り表していきます。
昨年の作品展でも、多くの名古屋帯の作品が展示されました。
↑正倉院の唐草文様からデザインしてお太鼓柄にしたり…
昨日から2024年の教室が、桐生校から始まりました。
2024年はイベントごとが多く、バンドル染めの展示会や、メルボルンのクラフトグループが教室に体験しに来たり、教室の作品展があったりと…
またそれぞれの日程が近くなったら、ブログにて紹介したいと思います。
さて、本日は桐生校の様子を紹介したいと思います。
去年の記憶をそれぞれ思い出しながら、ゆっくりと始動しました。
最近のあいさつは、「今日も暑いですねー。」から始まります。
8月に入り気温上昇はもちろんですが、ゲリラ豪雨や雹が降ったりと天候が安定しない日々が続いております。
そしてこの暑さのなか、先月末に専修科のカリキュラムである【八寸名古屋帯】の糸染めを行いました。
使う糸は、経糸に絹平巻き、緯糸にふい絹を使用します。
経糸は一色、緯糸は三色に染め、お太鼓と前柄は縫い取りにより柄を織り表します。
今回は、東京校・毛呂山校の4名の生徒さんが参加しました。
午前中は経糸の染色。それぞれ生徒さんが染めたい色見本をもってきているので、それに合わせて先生が染料の量を調整します。
酸性染料の○○を何g、赤少々、黒少々。など、赤みや青みなどで微調整を行いながらそれぞれの色を染めていきます。
暑い中なので、冷風扇やミストシャワーなどを使い、熱中症対策…水分補給もしながらそれぞれの色を染めていきました。