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じめじめ、むしむしと嫌な気候が続いてますね。早く梅雨明けが待ち遠しいこの頃…

本日も東京の教室では、トントンという音をたてながら機織りです。

そして今月も続々と作品が織り上がってきましたので、少し紹介させて頂きます。

最近は入学者が多く、初等科〜高等科の作品がおおいので今回はその中から紹介です。

【初等科】

↑ランチョンマット

最近入学されたかたの最初の作品です。1枚目と2枚目は緯糸を変えて織ってます。

↑マフラー

2番目の作品のマフラー。様々な柄の中から好きな柄を選択して織ります。

冬が待ち遠しいですね。

【高等科】

↑柄織マフラー

この作品は一つのリピートが長いので、最初は覚えるのに少し苦労します。

↑柄織バック、巾着

トートバックと、余り生地で巾着をつくりました。セットで素敵です。

↑ノッティングマット

色使いが素敵なノッティングマット

↑ノッティングマット

洋梨のイラストがかわいいですね。

↑木綿 着尺

縞の設計から染色、そして織りまで…力作の完成!これから仕立てる予定です。

ここまでが高等科のカリキュラムです。作品の種類や大きさによって織り上がる期間は人それぞれ。

皆さんそれぞれのペースで織を楽しんでいます。

本日は、月に二回の大間々校の授業の日です。

去年より少しずつ生徒さんが増えてきて、現在は10名満席です。

大間々校は駅から遠いため、ほとんどの方が車がきております。

昨年の始めは駐車場に余裕をもって車を停めることができましたが、今では教室の前の駐車場もパンパンです。

そして本日は作品が織り上がる方が多かった一日でした。

皆、糸の準備から織る大変さを知っているので、織り上がると織り機の周りに集まって喜びを共有しています。

この苦労と喜びは、織をやっている人だけがわかることですね。

↑絹の着尺が織りあがった様子です。この瞬間はいつみてもいいですね。

この着尺は経糸を檜の皮で染めました。

↑本日織り終わり、新しい作品の整経をしています。

どんな作品が織り上がるのか…。

↑これから筬通し。あと少しで織り始めですね。

大間々校は、自然の中でいつも明るい雰囲気で織を楽しんでいるので一日があっという間に過ぎていきます。

先日は、はたおとワークッショップの【型染め】を開催しました。

はたおとの方を対象に募集しましたが、両日とも満席!!先週無事1回目も終了しましたので、その様子をご紹介します。

梅雨の合間をぬって、先週の土曜日は天候に恵まれた染色日和でした。

今回の型染めは、先生がデザインした型をもとに糊おきから開始です。

事前に生徒さんから希望の図案を募集しデザインした型から、好きなものを選び、配置決めし、糊おきをします。

糊おき

↑どこに配置するか、また糊が均一の厚さになるように皆さん試行錯誤しながら挑戦しておりました。

糊おきのあとは、伸子を張り呉汁をひきます。天候が良かったので、乾きも早く一安心。

今回は、藍による染色で、型染めをおこないました。

のれんや、バック地、ランチョンマットなど、それぞれオリジナルなものが染めあがりました。

かたつむり

↑図案がかわいく配置されてます。

ふくろう

他にも様々な作品が染め上がり、今後バックやのれんなど、作品になるのが楽しみです。

早いもので、もう六月…今年は例年より早い梅雨入りですが、ここ数日はよい天候ですね。

今月は、特別講習で【型染め】を2回開催いたします。近々型染めの様子を紹介しますので楽しみしていて下さい。

さて、今回の織は…

【蜂巣織〜Honeycomb weave】

今回は2種類のクッションカバーを織り上げました。

一つは同じリピートで織り、もう一つは楕円の大きさに変化をあたえて織り、立体感のあるカバーに織り上がりました。

蜂巣織_クッション

〜おまけ〜

こちらも2ヶ月ほど前に織り上げた作品です。

そろそろ教室がクッションだらけになってしまうので、違うものを織ることにします。

次回もお楽しみに。

昨日は、月に一度の【染色 糸染めコース】の日でした。

糸染めコースは、今月より1年間で12種類の草木染めを行ないます。

第一回目は『よもぎ』の染色です。

よもぎは春に採れ、お灸のもぐさや草餅として利用されますが、はたおとでは【染材】としてつかいます。

よもぎ

まずは、毛呂山校の近所でこのよもぎの採取から始めます。

そして午前中は、よもぎを煮だして染液を抽出し、染液ができたら染色〜媒染を繰り返します。

よもぎは銅媒染で鮮やかな緑色に染まりますので、今回は絹糸をこの銅媒染で染色しました。

よもぎ_染色

きれいな緑色に染まりましたね。

来月は何を染めるのか…。

よもぎ_絹糸

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