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本日は、月に二回の大間々校の授業の日です。
去年より少しずつ生徒さんが増えてきて、現在は10名満席です。
大間々校は駅から遠いため、ほとんどの方が車がきております。
昨年の始めは駐車場に余裕をもって車を停めることができましたが、今では教室の前の駐車場もパンパンです。
そして本日は作品が織り上がる方が多かった一日でした。
皆、糸の準備から織る大変さを知っているので、織り上がると織り機の周りに集まって喜びを共有しています。
この苦労と喜びは、織をやっている人だけがわかることですね。
↑絹の着尺が織りあがった様子です。この瞬間はいつみてもいいですね。
この着尺は経糸を檜の皮で染めました。
↑本日織り終わり、新しい作品の整経をしています。
どんな作品が織り上がるのか…。
↑これから筬通し。あと少しで織り始めですね。
大間々校は、自然の中でいつも明るい雰囲気で織を楽しんでいるので一日があっという間に過ぎていきます。
先日は、はたおとワークッショップの【型染め】を開催しました。
はたおとの方を対象に募集しましたが、両日とも満席!!先週無事1回目も終了しましたので、その様子をご紹介します。
梅雨の合間をぬって、先週の土曜日は天候に恵まれた染色日和でした。
今回の型染めは、先生がデザインした型をもとに糊おきから開始です。
事前に生徒さんから希望の図案を募集しデザインした型から、好きなものを選び、配置決めし、糊おきをします。
↑どこに配置するか、また糊が均一の厚さになるように皆さん試行錯誤しながら挑戦しておりました。
糊おきのあとは、伸子を張り呉汁をひきます。天候が良かったので、乾きも早く一安心。
今回は、藍による染色で、型染めをおこないました。
のれんや、バック地、ランチョンマットなど、それぞれオリジナルなものが染めあがりました。
↑図案がかわいく配置されてます。
他にも様々な作品が染め上がり、今後バックやのれんなど、作品になるのが楽しみです。
今回は前回紹介しきれなかった生徒さんの作品を、カリキュラムの順にご紹介します。
【高等科】
高等科では、柄織とノッティング、そして着尺を織ります。
ノッティングはマットにすることも多いですが、このように額に入れてインテリアとしても素敵です!
手間がかかる分、愛着のある作品が織り上がります。
【専修科】
専修科では縫取りにより、自由作品と帯を織り上げます。
どちらもかわいいイラストがでていますね。
【研究科】
研究科では和物、洋物問わずそれぞれ好きな作品に取り組みます。
今回は、卒業された友の会の方の着尺もいくつか織り上がり、湯通しからあがってきました。
家だとなかなか時間をとって織るのは難しいですが、このように作品を持ってきてくれるとうれしいですね。
先月から今月にかけて新しい生徒さんも増え、今月〜来月には多くの作品が織り上がるかと思います。
色々な作品をみて、是非参考にしてみて下さい!