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先週あたりからグッと気温が上がり、夏が近づいてきました…。いや、もう夏ですね。
暑い日が続いていますが、教室では今日も生徒さんがそれぞれの作品づくりに取り組んでいます。
今回は、教室の様子とともに「織る前の準備作業」もご紹介します。
機織りは「織る」だけではなく、たて糸を準備する工程もとても重要です。
その最初の工程が「整経(せいけい)」といって、作品に必要なたて糸を、本数や長さを間違えないように準備していきます。
この日は珍しく、3人が並んで整経をしていました。

↑高等科のカリキュラムの【ノッティング】のたて糸の整経。
一色で、糸も太いのでスムーズに進みました。
先月をもちまして、長く続いた群馬県での機織り教室の幕を閉じることとなりました。
桐生の地では1973年から開校し、ベテランの生徒さんは大間々校での染色実習があったのが懐かしく感じるでしょう。
都心の浅草橋の教室とは違い、自然豊かでのんびりとした空気が流れる桐生校。
機織りはもちろんのこと、生徒さんと休憩の時間に過ごすひとときもとても心地よく、つい休憩が長くなってしまうこともしばしばでした。
今月に入り、その時間がなくなり少し寂しく感じてはいますが、これからも機織りを通して桐生の生徒さんとのつながりを大切にしていきたいと思います。
そして、桐生校の代わりに新しく毛呂山校の日曜日クラスが開校しました。お陰様ですぐに満席。
桐生からの生徒さん2名と新しい生徒さん3名で、穏やかにスタートしています。
この日は、染めコース(木綿)が新たに始まり、1回目の実習も無事終えることができました。

↑桜の草木染め。媒染ごとの色サンプル。
今日は東京校で「織物分解及び設計法」の講義を行いました。
布の構造を細かく観察し、織りで再現するために必要な要素を学ぶ内容です。
本日はその授業の様子とポイントを紹介します。

まずはじめに再現するために以下の項目を調べていきます。
機織りでは布を織るだけでなく、
機拵え(はたごしらえ)、そして製織という工程を経て布を作っていきます。
(もちろん糸染めからすることもあります。)
まず最初に行うのが、糸の選択。
用途にあわせて、素材・太さを決めて、配色や組織を考えます。

↑絹着尺のデザイン
2026年の仕事はじめは、大学での講義から始まりました。
今年もご縁をいただき、目白大学 社会学部 社会情報学科の学生さんに「機織りのデザイン」についてお話しさせていただきました。

今年で4回目となる今回の講義では、デザインの話に加えて、
今の時代における機織りの価値や課題、そして今後の活動についてもお話ししました。
