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5月もあっという間に終わり、そろそろ梅雨の季節が近づいてきました。
はたおとでは今月も、新しい生徒さんが入学し、おかげさまでほぼ全てのクラスで満席です。
【織】を休日の趣味として、仕事帰りの息抜きとして、また退職後の新たなチャレンジとして、
色々な生徒さんが、それぞれの想いをもって織と向かい合っています。
同じカリキュラムで進んでいきますが、織り上がる作品もそれぞれ個性的。
今月も、作品が織り上がってきましたので、少しではありますが紹介させて頂きます。
早いもので、もう二月も終えようとしています。
だんだんと暖かくなり、花粉が気になる季節になってきました。
花粉の飛散量は、多い年と少ない年が一年交互に訪れ、2015年は多い年とのことです。
昨年の2〜3倍の花粉が飛ぶ予想ですので、これからの予防にマスクが必需品ですね。。。
さて、2月もたくさんの作品が織り上がりました。
少しではありますが、今回は、カリキュラムの専修科、そして研究科の作品を紹介します。
専修科では、縫取りの作品、八寸名古屋帯、そして綴織、二重織り、絹の着尺を織ります。
第一、第三日曜日は群馬県みどり市にある大間々校の機織りの日です。
この日は、生徒さんからとっても綺麗なザクロをたくさん頂きました。
お昼休憩のときに、おやつとして…そして果皮は来月の染色実習の日に利用させて頂く予定です。
トウモロコシのような形の色鮮やかな赤い実を、みんなでおいしくいただきました。
果皮は乾燥させ、来月の染色で活躍予定です!
さて、教室は現在10人と満席です。
最近新しく入った生徒さんや、休みから復帰した生徒さんなど、賑やかに機織りを楽しんでおります。
↑花織の練習を織り始めました。
↑経糸の準備…これから絹の着尺を織る予定です。
↑縫取りの作品で、バックが仕立てあがってきました。
大間々校では、教室見学を開講日(第一、第二日曜日)随時可能です。
是非ご興味のある方はお気軽にお越し下さい。
はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。
経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。
染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。
この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。
それぞれ違う色の糸に染め上がりました。
織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。
来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。
是非色とりどりの帯をご覧下さい。
□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■
【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3
前回に続き今回も作品の紹介です。
今回は専修科〜研究科の方の生徒の作品です。作品の幅は広く、織り上げるもの、仕上げるものは皆さんそれぞれです。
【専修科 縫取り】
専修科の最初の作品の縫取りです。テーブルライナー、そしてあまった生地でブックカバーを仕上げています。
こちらはユニークな図案が縫い取られたリュック。背負ったら見えなくなる側には後ろ姿が。
【専修科 八寸名古屋帯】
こちらは、糸の染色から図案の作成、織までする八寸名古屋帯。
色々な図案でオリジナルの帯が織り上がります。
【専修科 袋織】
二重織のマーガレット。残った経糸もいかして手袋も織りました。
【研究科】
研究科になると、和物から洋物まで様々な作品に挑戦します。
今回は毛呂山校の生徒さんの作品が多く仕上がってきました。
紬地が素敵なスーツに仕上がりました。
麻で涼しげなテーブルライナーの完成です。
こちらは花織で、ショルダーバック。
3点セットで完成しました。
また作品が織り上がりましたらブログにて紹介します。楽しみにして下さい。