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台風が通り過ぎ、昨日は良い天候の中、毛呂山校では機織り教室と染色コースを開講しました。
この染色コースは、第一土曜日に毎月季節の染料を使い染色実習を行なっております。
暑い時期は火を使わない実習。昨日は柿渋の浸し染めをしました。
毎月楽しそうに染色を楽しんでいる生徒さん。染めた糸がどんな布へと変わっていくのでしょう。
さて、本日も生徒さんの作品の紹介をしたいと思います。
初等科〜専修科のカリキュラムを終えると、研究科となり生徒さんが好きな作品に取り組みます。
今まで生徒さんの織ってきた作品集や、教室にある機織りの専門書から織りたい組織を探したり、新たな作品に取り組みます。
↑カシミヤの糸を使い、二重織の羽織風ショール。
作品展が終わって、4か月ほどが経ち教室でも新しい作品がたくさん出来上がっています。
時期的にマフラーを織る方も多く、使う糸や組織も皆さんそれぞれ。
教室で人気の糸は、教室の最寄り駅・浅草橋駅すぐの【ITORICOT】さん。
工業用のあまり糸や日本の優れた技術の糸などを取り揃えており近くの人気のお店です。
スコットランド製のラムウールなどを扱う【タリフ】さんもマフラーや服地を織る方によく使われています。
またまたベビーアルパカの専門店【 QUE?ITO】さんや、カシミヤが豊富な【恵糸や】さんなど、それぞれ異なる糸の中から好みの糸を購入して、機織りに取り組んでいます。
↑ITORICOTさんのカシミヤの糸で織った二重織のマフラー。
カリキュラムを終えると研究科となり、生徒さんはそれぞれ自分の好きな作品に取り組みます。
カリキュラムで好きな作品を見つけて、その織り方を再度チャレンジしてみたり、草木染めした糸を使い着物や帯にチャレンジしたり、マフラーや敷物などを織ったり…
前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介したいと思います。
今回は色々な帯がたくさん仕上がっております。
↑ロートン織りの九寸名古屋帯。ロートン織りは教室でも人気な織物の一つで、絹糸の光沢感がたて糸方向に出るのが特徴です。
2019年、今年も早いもので12月が近づいてきました。
令和という元号も、いつの間にか生活の中に馴染み、平成もほんの少し懐かしさを感じることもあります。
最近本当に一年一年が早く感じてしまう…
さて、本日は生徒さんの作品の紹介をしたいと思います。
↑初等科二番目の作品の見本織りから、お気に入りの組織を選び敷物を織りました。